なぜ大腸カメラは苦しいのか?

大腸内視鏡挿入時の疼痛の原因

大腸がむかむかするとかきりきりするなどの症状を感じることは通常ないことからも理解されるかと思いますが、大腸は鈍感な臓器です。

大腸の壁や大腸の腸管膜内の血管の過度の進展が大腸内視鏡挿入時の疼痛の原因です。

当院での内視鏡挿入は大腸を直線化しながら挿入するため、大腸の過度の進展や腸管膜内の血管の過度の進展がなく、また基本的に空気も入れないため、ほとんどの疼痛を感じることなく、検査を終了しています。

実際、1000人中987人はまったく痛くないか、ちょっと痛い程度で検査を終了しています。

いままでに検査で苦しい思いをされた方や、腹部手術(帝王切開、子宮の手術、他)をしたことのある方、過去に数回大腸内視鏡をしたが一回も挿入できてない方など紹介され、検査を施行しておりますが、ほとんどの方で検査を問題なく終了しております。

腹痛、腹部膨満、下血などの症状に注意

大腸は鈍感な臓器であるため、なかなか症状が出ない臓器であります。

腹痛、腹部膨満、下血などの症状は、大腸がんが進行してから生じてくることが多いため便潜血検査陽性の方、腹部症状のある方、大腸がんの家族歴のある方などは一度、大腸内視鏡検査をお勧めします。

大腸カメラ挿入法 苦痛が少ない

参考論文
Herman FN.
Avoidance of sedation during
total colonoscopy. Dis Colon Rectum. 1990 Jan;33(1):70-2.

大腸カメラ検査の際の疾痛についてのアンケート

参考論文(院長著)
Takahashi Y, Tanaka H,et al.
(1)Sedation-free colonoscopy.Dis Colon Rectum. 2005 Apr;48(4):855-9.
(2)Prospective evaluation of factors predicting difficulty and pain during sedation-free colonoscopy.
Dis Colon Rectum. 2005 Jun;48(6):1295-300.
※両方ともUp to date引用文献です。

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